台風の日に隣にいて欲しいアイドルの話。

 

 

みなさん、お元気ですか?

 

先日の台風の影響で想像以上に街が荒れていて戸惑っています。木々がもう倒れまくってます。もはや地面のコンクリートごといっちゃってて。でも私の住んでいる市では怪我人も出ていないみたいでほっとしました。みなさんも自然災害にはお気を付けて...!

 

私って台風とか全然怖くないぜ〜っていうタイプで今回も結構なめてたんです。一人暮らししてるのですが、お分かりの通り愛するパートナーなんて人はいなくてひとり寂しく過ごしている夜にこの台風。雨風が強くて地震でもあまりゆれないアパートが少し揺れだして、さすがの私でも恐怖を覚え始めたその瞬間、パッと電気が消えたのです。そうです、停電です。最初はびっくりしたと同時に、テレビ見れない!充電できない!なんて怒っていたのですが、真っ暗闇の中ひとりでいることがだんだんと怖くなりました。そんな時、自担が隣に居てくれれば...!と妄想し始めるとあら不思議。恐怖なんて吹っ飛んでいきました。そこで、台風の日に隣にいて欲しいアイドル(まあ、自担)について妄想してみました。(エセ関西弁なのはお許しを)

 

 

小瀧望◎ 彼氏設定

台風が来るっていう情報を聞いた時から、『俺、台風の日、○○ん家泊まるから』って結構真剣に言ってくるから、「え、私なら全然大丈夫やで」なんて強がるけど、『うっさい、泊まる言うたら泊まるのー!』なんてほっぺたふくらませながら言うから泊めない選択肢なんてないよね。で、ほんとに台風が来る日に家に泊まってくれて、同じ空間にいるんだけど別々のことしてる感じ。でも雨風が強くなってきて窓がガタガタ言い出すと『雨えっぐいなー』なんて言いながら隣にスッと来てくれるから胸キュン。物が飛んでいったのか、遠くの方でガンって音がして望くんがビクッてなったのをいじってると耳真っ赤にして拗ねるから余計いじっちゃう。かわいい。それからテレビ見ながら軽ーくいちゃいちゃしてたらフッと電気が消えて、びっくりした私が「キャッ」なんて縮こまってると隣からギュって抱きしめてくれて『大丈夫やで。俺がおる。』なんて甘ーい言葉をくれるから恐怖心なんて世界の果までイッテQしちゃうよね。それから怖くならないようにいろんな話をしてくれて、そろそろ寝よっかってなった時もベッドに行くまで後ろから抱きしめたまま移動してくれて、ベッドに着いたらそのままふたりでベッドへダイブ。寝る寸前に望くんの方を向いて「望くんがいてくれてほんと助かった。ありがとう。」って言うと『彼氏なんやから当たり前やろ。てか、傍におらんと俺が心配やからさ、へへ』なんて照れくさそうに言うから、墓まで着いて行っていいですか?『おやすみ』って言いながら頭ポンとギュのダブルパンチをくらった後、短くチュってされる私は明日の朝目を覚ますことができるでしょうか。

 

 

◎石澤晴太郎◎ 幼なじみ設定

幼なじみの腐れ縁で大学が一緒な上にアパートが隣同士。台風が来るなんて話は前日の学校では全くしてなかったのに、雨風が酷くなってきたころ『おーい、生きてるかー』なんてLINEが届く。若干怖かった私は「なんとか」と返すと、すぐ既読が付いたものの返事が返ってこなくて、なんなん、来てくれるとかないんかい、なんて期待を裏切られ少しぷりぷりしてたら突如ピンポーンとインターホンが鳴った。ガチャとドアを開けると『よっ』と携帯と懐中電灯を持った晴太郎がいた。「え、なに」と可愛くない反応をすると『怖いんやろ、来てやった』って言うから「別に怖いとか言ってへんし」なんて言い返すと『嘘つけ、お前の事なんかなんでも分かんねん』って。なにそれ、幼なじみパワーすげー。ズカズカと家の中に入りくつろぎ始める晴太郎に、「やったら来るの遅ない?」なんて嬉しさと気恥しさを隠すために強めに言うと、『懐中電灯探しててん。お前暗いの苦手やったやんか。』って淡々と言うからやっぱり幼なじみパワーってすげー!!!てかこの時点で惚れるぅ〜!!!それから特に話もせずに過ごしていると案の定停電に。暗い中何も出来ずにただただ俯いて座っていると、急に前が眩しくなって顔を上げると、晴太郎が懐中電灯をこっちに向けて私の隣に座り込んだ。そして『やっぱり怖いんやろ』なんて言いながら懐中電灯を上に向けて前に置きながら、優しく私の手を握ってくれた。小さい声で「ありがとう」っていうと『ん』って返事してくれるけど、いや、ドキドキはんぱね〜!!!!!!幼なじみだ、晴太郎はただの幼なじみだ、なんて自分に言い聞かすけど、手から伝わってくる温度で治まるどころかヒートアップ!!!!!!これは恋のドキドキですかっ!?!?!?お互いなんとなく気まずい感じで、でもどこか心地よくてそんな時間を過ごしてたんだけど、安心感からか睡魔が襲ってきて、「そろそろ眠いかも」と言うとじゃあ寝よかって手をパって離されてもどかしい気持ちに。ベッドまで行くと、『俺下で寝るわ』ってフローリングに寝転び出すから、「体痛いやろ?晴太郎が良ければベッドでもいいよ...?」って勇気を出して言ってみると、『んー、ならお言葉に甘えてそうしよかな、幼なじみやし』なんて今更幼なじみだよなアピールしてくるから辛い。「せやで、幼なじみやもん」って返すことしか出来ない自分がもっと辛い。手が触れるか触れないかくらいの距離で寝転んでもう寝ようと目をつぶった瞬間、ギュって手を握ってくるから、なんですか!?!?!?ずるくない!?!?!?惚れたよ!!!もう、幼なじみの晴太郎に惚れたよ!!!そんな気持ちを抑えながら、何か言うと手を離されると思って晴太郎の体温を感じながら眠りにつくことにします。

 

 

 

なんて素敵なんだ...!もはやこうなると台風が待ち遠しい...!!!

 

私の脳内がお花畑で良かった。これからもいろんな辛いとき自担が傍に居てくれることを考えようと思った夜でした。

 

 

とりあえず、望くん、晴太郎、結婚してください。